左右極限を知らなければ中道に入れない

「左右極限を知らなければ中道に入れない」
　
これは、仏教の言葉で、

「両極端のことを知れ！」ということ。
　
　
反対側の世界を知らない・知りもしないで
一方的にもう片方を否定・批判するのは、
それは単なる負け惜しみだし、片寄った
（偏った）見方になってしまう。
　
そうではなく、両極どちらも経験してみて、
その上で選べば良い、ということ。　
　
というより、そうでなければ、冷静な
判断ができない、というということだ。
　
　
「お金」ということに関して言えば、
　
大金持ちは、貧乏を経験してみるべきだし、
　
現時点でお金に困っている人は、
ちゃんとお金を稼げるようになって
お金持ちの経験をしてみた上で、　
　

「本当に自分が望んでいるライフスタイル」
（どれくらいの収入で、何にどのくらい使うか）
　
というものを選べば良い。
　
　
人間が死ぬ間際にする後悔の言葉は、
　
「もっと自分のために生きれば良かった」
　
だという。
　
人生の最期を、後悔の念いっぱいで迎えるか、
それとも、「本当に幸せな人生だった！」と
言えるようにするか。
　
人生、「お金」が全てではないが、
「お金」を多く持つことで、
選択肢が増えるのは間違いないわけなので、
　
変に否定的になったり、
卑屈になったりすることなく、
　
一度は、お金を求めてみても良い、
　
ということ。