億万長者のミラーニューロン

現在学んでいるビジネススクールで毎朝配信されている音声の自分用アウトプットです。

押入れのお化けを恐れるな

怖いものはあるだろうか?
 
・恐れているもの
・こうなったら嫌だな
 
というものが、色々とあると思う。
 
 
・国家が破綻したらどうしよう?
・事故にあったらどうしよう?
・病気になったらどうしよう?
・仕事がなくなったらどうしよう?
・借金が膨れ上がったらどうしよう?
 
・・・などなど、
 
人間、生きている以上は、
何かしらの恐怖はあると思う。
 
 
だが、「恐怖」というのは、
実は、押入れの中のお化けと同じ。 
 
私が子供の頃は、何か悪いことを
したりすると、親に押入れの中に
入れられて反省させられたものだ。
 
そして、また悪さをしないように、
 
「押入れの中には、お化けがいるんだぞ」
「次もやったら、また押入れに入れるからね!」
 
とか、
 
「ちゃんとやらないと、押入れの
 お化けが出て来るぞ!」
 
と言われて(実際に入れられたりして)
「押入れのお化け」を怖がっていたものだ。
 
(今の若い世代の人は、「押入れ」を
 知らないかもしれないが)
 
 
それ故に、子供の頃は、
 
「押入れの中には、お化けがいるものだ」
 
と思って恐怖を感じていたため、
すぐに電気を点けて明るくして、
お化けがいないのを確認して
安心したものだ。
 
 
ここで、何が言いたのかと言うと、
 
「恐怖」というものは、すべて
「押入れの中のお化け」と一緒で、
 
明かりを点けてじっくりと直視したら、
全然大したことがなかったりすることが
多い、
 
ということ。
 
例えば、
 
テレビを見ていると、
 
「このままでは、国家破綻しますよ!」
 
と言われていたりするが、本当に
そうなるかは、分からないわけだ。
 
他には、病気。
 
なるかもしれないし、
ならないかもしれない。
 
(実際、メディアでは、そうやって
 人の恐怖心を煽って視聴率や
 販売部数を稼ごうとしている)
 
 
そうやって、どうなるのか
分からないのに、
 
「押入れの中のお化け」と一緒で、
架空のものを恐れている。
 
「恐怖」というのは、
すべて「未来」。
 
読んで字のごとく、
 
「いまだ来ていないもの」
 
それに対して想像や妄想しているだけで、
「押入れの中のお化け」を想像して
怖がっているのと、何ら変わらない。
 

とはいえ、
 
「恐怖」を感じないように、
感情をコントロールするのは
難しい。
 
というか、
 
「恐怖を感じないように
 感情をコントロールしましょう!」
 
ということではなく、
 
「恐怖」は、そもそも想像や
妄想ですよ?
 
っていう話。
  
 
なので、恐れても意味がないし、
そんなことに、時間や労力を
使っても、もったいないだけ。
 
そんなことに心や思考を奪われて、
 
「恐怖」にブルブル震えている
くらいなら、何かしらプラスの
行動をした方が良いですよ、
 
ということ。
 
 
実際問題、「恐怖」に思っていることが
本当に起こったとして、
 
そうなったときに、対応すれば良いだけ。
 
そのためにも、
 
単に「恐怖」に怯えているのではなく、
万が一、そうなっても大丈夫なように、
考えて行動しておくことが大事、
 
だということ。
 
 
多くの人が、単なる妄想に過ぎない
「恐怖」に囚われて、失敗を恐れて
行動ができなくなってしまっている。
 
「失敗するかどうか」は、
周りでどう言われていようが、
 
「実際にやってみなければ分からない」
わけなので、
 
そんなこと=「恐怖」を考えることは、
本当に時間のムダ。
 
 
なので、
 
「恐怖」は、妄想だということを
理解して、前に向かって進んで
行ってほしい。
 

嘘つきは怒る

他人に何かを言われたときに
怒る人がいる。
 
でも、これは、
 
「自分の軸」が座ったら、
別に怒る必要がない。
 
・自分の思っていること
・自分の言っていること
・自分のやっていること
 
が一致していれば、
そもそも怒りを持つ必要がない。
 
これは、「自分の軸」を
しっかり持つことによって、
 
他の人の考え方や価値観を
認めることができるようになる、
 
つまり、
 
多様性を受け入られるようになる、
 
ということ。
 
 
そして、そのような状態になれれば、
 
仮に、誹謗中傷されたり、
否定・批判されたりしたとしても、
 
「あなたは、そういう考えや価値観を
 持っているんですね」
「私は、こういう考えや価値観を
 持っています」
  
と言える、心の余裕ができることで、
 
相手の言葉に、いちいち反応する
必要もなく、怒りも湧いて来ない、
 
ということ。
 
逆に言えば、
 
「自分の軸」がしっかりとしておらず、
 
自分がやっていることや
取り組んでいるに対して、
 
心から信じ切れていないときには、
 
その部分を指摘されると、
 
図星を突かれて、グサッと刺さった
自分の心を守るための「防衛本能」
として、
 
ついつい「怒る」という反応を
してしまう、
 
ということ。
 
 
つまりは、
 
怒る = 自分に対して嘘をついている
 
ということなので、
 
 
「自分の軸」を持って、
 
・自分が思っていること
・自分の言っていること
・自分のやっていること
 
を一致させて行くように、
ズレを修正していってほしい。
 

古い自分をころせ

お金を稼ぐようになると、
良いことも悪いことも、
たくさん起こるようになる。
 
 
その中で大事なのは、
 
・常に成長し続けること
・常に進化し続けること
 
 
「昨日の自分よりも、1ミリでも
 進化・成長するぞ!」
 
と決断すること。
  
 
昨日よりも今日の方が成長してるし、
今日よりも明日の方が少しでも
成長している、
 
という状態を作ることが大事。
 
このときの「日々の成長」は、
別に大きなものでなくても良い。
 
ほんの少し。
たった1ミリでも良い。
 
それを続けて行くことが
本当に大事。
 
これを言葉にすると、
 
「継続は力なり」
 
ということになるが、
考え方としては、「複利」。
 
 
例えば、私は、
 
「日々、0.2%の成長」
 
ということを意識している。
 
 
何故、0.2%なのかと言うと、
 
自分で言うのもなんだが、
「今の自分」になるために、
それなりの時間と労力を使って
学んだり経験して来た。
 
そんな「今の自分」の1%も
毎日成長し続けられるとは、
到底思えない、
 
というのが1つ。
 
もう1つの理由は、
 
これは、エクセルなどで
計算してみると分かることだが、
 
毎日0.2%ずつ成長して行くと

0日目 = 1
1日目 = 1 × 0.002
2日目 = 1日目 × 0.002
3日目 = 2日目 × 0.002
4日目 = 3日目 × 0.002
 
・・・
 
というのをずっと続けて行くと、

1年後には、「今の自分」の2倍
となり、計算がしやすいから。

(正確には、347日目に2を超える)
 
 
ここでは、ざっくりと、
「1年で2倍になる」とすると、
 
毎日0.2%ずつ成長を続けて行くと
 
0年目 = 1
1年目 = 2
2年目 = 4
3年目 = 8

・・・
 
となって行き、10年目で、1,024倍になる。
 
ここで計算を簡単にするために、
10年目で、1,000倍とすると、
 
同じペースで成長し続けたときに、
 
20年目で、100万倍
30年目で、10億倍
40年目で、1兆倍
 
となる。
 
もはや、桁が大きすぎて、
意味が分からないことになるが、
 
これが、「複利」の力であり、
「継続は力なり」の正体。
 
 
もちろん、これは、計算上なので、
現実問題として、完全にこの通りに
なるわけではないが、
 
それでも、この数字のインパクトは
相当なものではないだろうか?
 
(私は、エクセルで計算してみて
 数字を見たときに衝撃的だった)
 
 
そして、
 
昨日よりも今日、今日よりも明日、
と成長していくためには、
 
「古い自分」を「新しい自分」に
変えていかなければいけない。
 
ここで言う「古い自分」とは、
 
「古い考え方や価値観」のこと
なのだが、
 
人間というのは、
「変化」を嫌う生き物。
 
基本的には、「変わりたくない」
と思っている。
 
これは、生き残って行くための
生物としての機能で、
 
今の状況の良い悪いに関係なく、
 
「同じ状態を続ける」
 
ことを、最優先している。
 
 
なので、
 
・変わりたいけど変われない
・変わりたいと思って行動したけど、
 また前と同じ状態に戻る
 
というのは、ある意味、
仕方のないこと。
 
それを、意識的に変えようと
思ったら、
 
「古い自分を殺していくぞ!」
 
というくらいの、もの凄く強い
覚悟や意識が必要。
 
 
古い考え方を捨てない限り
(手放さない限り)
新しい考え方が入って来ない。
 
大きく成長するときには、
必ず”痛み”を伴う。
 
そのため、多くの人は、
”痛み”が嫌だからと
成長するための行動をやめてしまう。
 
 
なので、もし、
 
成長したいと思うのであれば、
必ず”痛み”を伴うということを
理解した上で、
 
”痛み”があるということは、
自分が成長するチャンスだ!
 
と思って、勇気を持って
前に進んで行ってほしい。
 

奇跡の人間関係を作れ

奇跡の人間関係。
 
結論を言えば、「理解」。
 
 
人間は、誰もが、
 
「自分を理解してほしい」
 
と思って生きている。
 
 
もしかすると、
経験があるかもしれないが、
 
「何で、この人は、自分のことを
 こんなにも分かってくれるんだろう?」
 
と思うと、その人のことが
好きになったりする。
 
これこそが「理解」で、
 
人は、自分ことを「理解」して
くれる人が大好き。
 
 
多くの人が、「人間関係」に
深い悩みを持っていたりするが、
 
「素晴らしい人間関係」
「奇跡の人間関係」
 
というのは、
 
お互いが、「理解してくれている」
と感じられる状態になっているのが、
最高の人間関係。
 
 
よく、
 
「コミュニケーションの
 取り方が分からない」
「どうやって人間関係を
 作れば良いか分からない」

という人がいるが、
 
答えは簡単で、
 
「相手のことを理解すれば良い」
 
ということだけ。
 
 
ただし、
 
「理解」には、4つの段階がある。
 
 
ここでちょっと、
 
恋人や子供、友達など、仲の良い人の
ことをイメージしてほしいのだが、
 
仲が良ければ良いほど、相手のことを
「理解」しているようで、「理解」して
いなかったりしていないだろうか?
 
もしくは、「理解」しているけども、
それをちゃんと伝えていなかったり
していないだろうか?
 
 
「理解」の4段階
 
レベル1 そもそも「理解」しようとしていない
レベル2 「理解」しようとしている
レベル3 「理解」していることを相手に伝えている
レベル4 相手が自分で言葉にできていない部分をも
     「理解」している
 
 
■レベル1 そもそも「理解」しようとしていない
 
奥さんや旦那さんのことを
「理解」しようとしていない人は、
すごく多いと思うのだが、
 
ある程度、仲が良くなって来たり、
ずっと一緒にいると、だんだん
面倒に感じて来るもの。
 
結婚する前や、付き合う前は、
 
相手の好きなものは何か、
ということを色々と考えて、
「理解」しようとするが、
 
結婚したり、付き合い始めたら、
色んなことがマンネリ化して来て、
そういうことを考えなくなり、
 
「どーでも良いや」
 
と思って、相手のことを
「理解」しようとしなくなる。
 
 
これが、一番良くないレベル
なのだが、多くの人は、
ほとんどがこのレベルにいる。
 
 
■レベル2 「理解」しようとしている
 
レベル1と比べれば、相手のことを
どうにか「理解」しようとして
努力はしているが、そこで終わって
しまっている状態。
 

 
■レベル3 「理解」していることを相手に伝えている
 
自分が相手のことを、
 
「ちゃんと「理解」しているよ」
 
ということを、相手にしっかりと
伝えている状態。
 
 
例えば、目の前にいる人が、
苦しそうだったり、悲しそうだったり、
嬉しそうだったり、楽しそうだったり
したときに、
 
「あぁ、この人は今、苦しいんだな」
「悲しいんだな」
「嬉しいんだな」
「楽しいんだな」
 
と、自分の心の中だけで思うのではなく、
 
「今、苦しいんだよね?」
「悲しいんだよね?」
「嬉しいよね?」
「楽しいよね?」
 
という風に、きちんと言葉に出して
相手に伝えている、ということ。
 
 
あなたがどれだけ、相手のことを
「理解」していたとしても、
 
それを言葉に出して伝えなければ、
あなたがその人のことをちゃんと
「理解」している、ということが
相手には分からない。
 
それでは意味がない。
 
 
なので、最低でもこの、
レベル3までは、行ってほしい。
 
 
レベル4 相手が自分で言葉にできていない部分をも
     「理解」して、それを伝えている
 
「究極理解」と言われる領域。
 
人は、誰もが、
 
「自分のことはよく分かっている」
 
と思ってしまう生き物だが、
意外と分かっていないもの。
 
でも、ある人から、あるタイミングで、
 
「◯◯さん(あなた)って、
 △△△なんですよね?」
「こうしたいんじゃないの?」
「こう思ってるんじゃないの?」
 
と言われて、ハッとして、
 
「あ、そうだったんだ」
「自分はそうしたかったんだ」
「自分はそう思ってたのか」
 
という経験があるかもしれないが、
 
そういう人がいたときに、
 
「この人は、私以上に、私のことを
 「理解」してくれるんだな」
 
と思って、好きになるし、
恩返ししたくなるし、
もっともっと一緒にいたい!
 
と思うようになる。
 
 
とは言っても、
 
最高峰のレベル4「究極理解」まで
できるようになるのは、練習も
必要になってくるし、簡単ではないので、
 
まずは、レベル2の
 
「相手のことを「理解」しようとする」
 
ところから始めて行って、
 
次に、レベル3の
 
「相手のことを「理解」していることを、
 きちんと伝える」
 
ようにして行き、
 
レベル4の「究極理解」を目指して、
 
相手が自分でも気づいていない、
深い部分までをも「理解」しようと
努力して、それをきちんと伝える、
 
ということを、やって行ってほしい。
 
 
そうすることで、
 

「奇跡の人間関係」を築くことができる。
 

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【参考書籍】
伊勢隆一郎、岸本亜泉 著
究極理解
 

究極理解: 「聞く力」でビジネスの9割はうまくいく

究極理解: 「聞く力」でビジネスの9割はうまくいく

 

 

精神年齢をあげろ

よく、「精神年齢が高い」「精神年齢が低い」と
言ったりする。
 
ところで、「精神年齢が高い」「低い」というのは
どういうことなのか分かるだろうか?
 
ちゃんと、「これこれこうだ」と言える?
それとも、「何となく」しか分からない?
 
言葉に限らず、物事すべてにおいてそうだが、
「何となく」でしか分からないものは、
使いこなせない。
(何故なら、自分ではちゃんと分かっていないから)
 
 
ビジネスにおいて、
 
ビジネスで成功するためには、
精神年齢を上げる必要がある。
 
ここで言う、「精神年齢を上げる」とは
どういうことなのか?
 
例を挙げて説明すると、
 
----------------------------
 
とある部屋の中。
 
目の前に3歳くらいの小さい子供が
いるとする。
 
あらかじめ用意しておいた
チョコレートの箱を取り出して、
その子供の目の前で、
中身を全部出して、代わりに
石ころを詰める。
 
箱を振れば、からからからと
まるでちゃんとチョコレートが
中に入っているような音がする。
 
 
そこへ、何も知らない人が
部屋に入って来た。
 
ここで、先ほどの(目の前にいる)
子供に、
 
「あの人に、このチョコレートの
 箱を見せたら、あの人は、何が
 入っていると言うと思う?」
 
と尋ねると、
 
「石ころが入っていると言うと思うよ」
 
と言う。
 
これが、5歳の子供に同じように
尋ねてみると、
 
「チョコレートが入っていると
 言うと思うよ」
 
と言う。
 
 
この違いは何なのか?
 
それは、3歳→5歳のうちに、
 
「相手の気持ちを考えられる
 ようになった」
 
ということ。
 
 
3歳の子供は、
 
まだ、「自分の世界」しかないため、
相手も自分が見たものと同じに答える
と思っているのに対して、
 
5歳の子供は、
 
相手はチョコレートと石ころを
入れ替えたところを見てないから、
「チョコレートが入っている」
と答えると言うようになる。
 
 
3歳から5歳くらいの間に
 
「相手が何を考えているのか?」
 
ということを、徐々に
考えられるようになる。
 
この「相手が何を考えているか?」
を考えられるようになることが、
 
「精神年齢を上げる」
 
ということ。
 
 
つまり、「精神年齢」とは、
 
「他人の他人の気持ちを考える力」
 
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ビジネスの世界において、
 
いかに、多くの人に、
 
「お金を払いたい!」
 
と思ってもらるような
商品・サービスを作れるか?
 
が重要なわけなので、
 
当然、「多くの人の気持ち」が
分かる必要がある。
 
「ビジネスで成功できる人」というのは、
 
相手の気持ち、特に、相手が自分で
言葉にできていないもの・ことを
見つけるのが上手い人が、
 
ビジネスの世界で、成功できる人。
  
 
なので、
 
ビジネスで成功したければ、
精神年齢を上げれば良い
 
ということを、覚えておいてほしい。
 

社会貢献に逃げるな

困っている人たちのために何かをする
「社会貢献」。
 
・差別をなくす
・貧困をなくす
・母子家庭、父子家庭のために何かをする
・ゴミ拾いをする
 
などなど、それ自体は素晴らしいことだし、
すごく良いことなのだが、
 
 
「社会貢献」は、後にやること。
 
どいういうことかと言うと、
 
「自分」という、たった一人のこと
すら救えてない人が、果たして、
「社会」という、とてつもなく大勢の
人たちを救うことが、できるのか?
 
ということ。
 
 
自分が幸せで、満たされていて、
 
そういう状態になっていて初めて、
他人に優しくなることができて
「他人貢献」ができるようになる
のではないだろうか?
 
そして、「他人貢献」ができる
余裕が生まれて、一番身近な
「他人」である「家族」に対して
貢献ができるようになるわけだ。
 
 
自分 → 家族 → 友達 ・・・
となって行った先に、
 
「地域貢献」や「社会貢献」、
「日本貢献」、「世界貢献」、
「宇宙貢献」ができるようになる。
 
やはり、物事には順番がある。
 
それにはまず、「自分貢献」。
 
 
何故、こんなことを言うかというと、
 
「社会貢献」に、逃げている人が
多いから。
 
 
ボランティアをしていると、
人から喜ばれるし、
何となく、自分の存在価値を
感じられるものだ。
 
もちろん、ボランティアをすること
自体は、大変良いことなのだが、
 
その多くの人が、
 
お金がなくて、家族に
貧しい思いをさせていたりする。
 
 
それに対して、ちょっと疑問を
持ってしまう。
 
心から「社会貢献」をしたいと思っていて、
家族からも、心から応援されて、
幸せだと感じてもらっているなら、
 
良いのかな、と思うが、
 
大抵の人は、
 
「社会貢献やボランティアをしている
 自分が好き」
 
という「自己満足」や「自己陶酔」に
浸っていることが好きなのであって、
 
「自分貢献」や「家族貢献」を
見過ごしてしまっていたり、
それをやっていない場合が多い。
 
 
ここで言っているのは、
 
「社会貢献」をすることが悪い、とか、
「社会貢献」をするな、
 
ということではないが、
 
(お金の上手なもらい方を工夫すれば、
 「社会貢献」をしながら、大富豪になる
 ことも可能だが、それはまた、別の話)
 
 
基本的には、
 
「社会貢献」と「自分貢献」は、
両立しづらい。
 
なので、「順番」の話になる。
 
 
今もし、あなた自身や、あなたの家族が
「幸せでない」と感じているのであれば、
 
「社会貢献」やボランティアを
やっている場合ではなくて、
 
まずは、ガッツリと儲けて、
「お金」を受け取って、
 
ガッツリと「自分貢献」をして、
ガッツリと「家族貢献」をして、
 
それから順番に、徐々に周りに
良い影響力を与えて行くようにする、
 
ということが大事。
 
 
自分 → 家族 → 友達 →
 地域 → 日本 → 世界 →
 地球 → 宇宙 → ・・・
 
と、スケールを広げていけばよい。
 
 
「自分貢献」できていない人が、
ボランティアや「社会貢献」をしても、
いずれどこかで、”歪み”が出てくる。
 
それでは、「全力の貢献」にならないし、
「良い結果」にもならない。
 
 
なので、
 
「社会貢献」をするな!
 
ということではなくて、
 
「自分貢献」や「家族貢献」が
できてないのに、
 
「社会貢献」に逃げないでほしい、
(あくまでも、「順番」の問題)
 
ということ。
 
 
「社会貢献」の前に、
 
まずは、一度立ち止まって、
 
「本当に自分は幸せなのかな?」
「家族は幸せを感じてくれているのかな?」
「身近な人を幸せにできているのかな?」
 
ということを、振り返ってみてほしい。
 
それでOKなのであれば、
 
どんどんと、「地域」や「社会」に
貢献して行ってほしい。
 
 
もし、できていないのであれば、
 
まずは、ガッツリ「自分貢献」から
始めて行ってみてください。
 

プア充になるな

リア充』という言葉を
聞いたことがある人は
多いかもしれないが、
 
リア充』が、一体どういう
状況にあるのか良く分からない
かもしれない。
 
 
作家の橘玲さんが書いた本に
ある言葉で、
 
”3つの資本”
 
というものがある。
 
 
それは、
 
金融資本(お金、株など)
人的資本(稼ぐ力・スキル・知識)
社会資本(家族、友達などとのつながり)

の3つ。
 
で、
 
・お金や資産がたくさんあって、
・稼ぐ力もあって、
・友達がたくさんいて、家族も幸せで、
 
という人は、すごく幸せそうですよね?
 
こういう人のことを、
リア充』と言う。
 
単に、友達の多い人や、
恋人がいる人のことを
言う訳ではない。
 
 
これと関連する言葉で、
 
”3つの資本”のうち、
 
社会資本だけが充実している人、
 
・貯金や預金がない
・稼ぐ力も大してない
・でも、友達は多い
 
こういう人たちのことを
『プア充』と言う。
 
 
地元で仲間とつるんで、
毎日グチばかり言って、
お金もなく、給料も低いけど、
何となく幸せだ、
 
という人たちは、
 
プア(お金はそんなにない)だけど、
充(実している)なので、
 
ある意味、それも”勝ち組”。
 
 
せっかく「ビジネス」に
取り組もうとしているあなたは、
 
・人とのつながりだけの
 『プア充』ではいけないし、
 
・稼ぐ力だけあってもいけないし、
 
・人とのつながりがなく、友達も
 いないような金融資産だけしか
 持っていない人になってもいけない
 

金融資本(お金、株など)
人的資本(稼ぐ力・スキル・知識)
社会資本(家族、友達などとのつながり)

の”3つの資本”のバランスが取れた、
本物の『リア充』になってほしい。
 
 
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【参考書籍】
 
橘玲