億万長者のミラーニューロン

現在学んでいるビジネススクールで毎朝配信されている音声の自分用アウトプットです。

奇跡の人間関係を作れ

奇跡の人間関係。
 
結論を言えば、「理解」。
 
 
人間は、誰もが、
 
「自分を理解してほしい」
 
と思って生きている。
 
 
もしかすると、
経験があるかもしれないが、
 
「何で、この人は、自分のことを
 こんなにも分かってくれるんだろう?」
 
と思うと、その人のことが
好きになったりする。
 
これこそが「理解」で、
 
人は、自分ことを「理解」して
くれる人が大好き。
 
 
多くの人が、「人間関係」に
深い悩みを持っていたりするが、
 
「素晴らしい人間関係」
「奇跡の人間関係」
 
というのは、
 
お互いが、「理解してくれている」
と感じられる状態になっているのが、
最高の人間関係。
 
 
よく、
 
「コミュニケーションの
 取り方が分からない」
「どうやって人間関係を
 作れば良いか分からない」

という人がいるが、
 
答えは簡単で、
 
「相手のことを理解すれば良い」
 
ということだけ。
 
 
ただし、
 
「理解」には、4つの段階がある。
 
 
ここでちょっと、
 
恋人や子供、友達など、仲の良い人の
ことをイメージしてほしいのだが、
 
仲が良ければ良いほど、相手のことを
「理解」しているようで、「理解」して
いなかったりしていないだろうか?
 
もしくは、「理解」しているけども、
それをちゃんと伝えていなかったり
していないだろうか?
 
 
「理解」の4段階
 
レベル1 そもそも「理解」しようとしていない
レベル2 「理解」しようとしている
レベル3 「理解」していることを相手に伝えている
レベル4 相手が自分で言葉にできていない部分をも
     「理解」している
 
 
■レベル1 そもそも「理解」しようとしていない
 
奥さんや旦那さんのことを
「理解」しようとしていない人は、
すごく多いと思うのだが、
 
ある程度、仲が良くなって来たり、
ずっと一緒にいると、だんだん
面倒に感じて来るもの。
 
結婚する前や、付き合う前は、
 
相手の好きなものは何か、
ということを色々と考えて、
「理解」しようとするが、
 
結婚したり、付き合い始めたら、
色んなことがマンネリ化して来て、
そういうことを考えなくなり、
 
「どーでも良いや」
 
と思って、相手のことを
「理解」しようとしなくなる。
 
 
これが、一番良くないレベル
なのだが、多くの人は、
ほとんどがこのレベルにいる。
 
 
■レベル2 「理解」しようとしている
 
レベル1と比べれば、相手のことを
どうにか「理解」しようとして
努力はしているが、そこで終わって
しまっている状態。
 

 
■レベル3 「理解」していることを相手に伝えている
 
自分が相手のことを、
 
「ちゃんと「理解」しているよ」
 
ということを、相手にしっかりと
伝えている状態。
 
 
例えば、目の前にいる人が、
苦しそうだったり、悲しそうだったり、
嬉しそうだったり、楽しそうだったり
したときに、
 
「あぁ、この人は今、苦しいんだな」
「悲しいんだな」
「嬉しいんだな」
「楽しいんだな」
 
と、自分の心の中だけで思うのではなく、
 
「今、苦しいんだよね?」
「悲しいんだよね?」
「嬉しいよね?」
「楽しいよね?」
 
という風に、きちんと言葉に出して
相手に伝えている、ということ。
 
 
あなたがどれだけ、相手のことを
「理解」していたとしても、
 
それを言葉に出して伝えなければ、
あなたがその人のことをちゃんと
「理解」している、ということが
相手には分からない。
 
それでは意味がない。
 
 
なので、最低でもこの、
レベル3までは、行ってほしい。
 
 
レベル4 相手が自分で言葉にできていない部分をも
     「理解」して、それを伝えている
 
「究極理解」と言われる領域。
 
人は、誰もが、
 
「自分のことはよく分かっている」
 
と思ってしまう生き物だが、
意外と分かっていないもの。
 
でも、ある人から、あるタイミングで、
 
「◯◯さん(あなた)って、
 △△△なんですよね?」
「こうしたいんじゃないの?」
「こう思ってるんじゃないの?」
 
と言われて、ハッとして、
 
「あ、そうだったんだ」
「自分はそうしたかったんだ」
「自分はそう思ってたのか」
 
という経験があるかもしれないが、
 
そういう人がいたときに、
 
「この人は、私以上に、私のことを
 「理解」してくれるんだな」
 
と思って、好きになるし、
恩返ししたくなるし、
もっともっと一緒にいたい!
 
と思うようになる。
 
 
とは言っても、
 
最高峰のレベル4「究極理解」まで
できるようになるのは、練習も
必要になってくるし、簡単ではないので、
 
まずは、レベル2の
 
「相手のことを「理解」しようとする」
 
ところから始めて行って、
 
次に、レベル3の
 
「相手のことを「理解」していることを、
 きちんと伝える」
 
ようにして行き、
 
レベル4の「究極理解」を目指して、
 
相手が自分でも気づいていない、
深い部分までをも「理解」しようと
努力して、それをきちんと伝える、
 
ということを、やって行ってほしい。
 
 
そうすることで、
 

「奇跡の人間関係」を築くことができる。
 

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【参考書籍】
伊勢隆一郎、岸本亜泉 著
究極理解
 

究極理解: 「聞く力」でビジネスの9割はうまくいく

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