億万長者のミラーニューロン

現在学んでいるビジネススクールで毎朝配信されている音声の自分用アウトプットです。

お金儲けはゲーム

本当にお金儲けができるようになると、
ビジネスやお金儲けは「ゲーム」だと
思えるようになってくる。
 
スマホやテレビゲームよりも
よっぽど楽しいゲーム。
 
スマホのゲームで勝っても、
お金も儲からないし、
基本的には、誰も幸せにならない。
 
 
ビジネスの世界において、
 
「あなたが儲ける」ということは、
詐欺でもない限りは、
 
「世の中に”価値”を提供している」
 
ということであり、
 
「社会が良くなったりしている」
 
ということ。
 
・社会を良くして
・周りの人たちが喜んで
・自分もお金持ちになれる
 
という、世界最強のゲーム。
 
 
このことを忘れてしまって、
 
「ビジネスが全てだ」
「お金が全てだ」
 
という風になる人が多い。
 
 
ここで、ちょっと想像してほしいのだが、
 
もしあなたが、120億ドル、
日本円で1兆2,000億円を
持っていたとしたら、
 
どんな生活を送るだろうか?
 
ちょっとイメージが
つきづらいかもしれないが、
 
120億ドルの資産を持っていながら、
自殺してしまった人がいる。
 
その人は、アドルフ・マークル氏
と言って、ドイツの大富豪だった。
 
何故、そんなにも資産を持っていながら
マークル氏は、自殺してしまったのか?
 
それは、
 
「1位じゃなくなかったから」
 
彼は、長年、ドイツの大富豪
ランキングで1位だったのだが、
 
リーマン・ショックの影響で
損失を出したことで、
2位に転落してしてしまった。
 
とはいえ、それでも、
120億ドル近くの資産を
持っていながら、
 
「自分には生きる価値がない」
 
と思って、死んでしまった。
 
 
例えば、あなたが、
 
スマホやテレビゲームで
対戦して負けたからと言って、
死んだりはしないですよね?
 
ずっとランキング1位を
保持していたとして、
一度2位の人に抜かれて
しまったとしても、

「自分には生きる価値がない」
 
と思って、人生に絶望したり
しないですよね?
 
 
マークル氏は、
 
「お金儲けは、人生の一部分に過ぎない」
 
ということを忘れてしまって、
 
ドイツの大富豪ランキングで
1位でい続けることが、
アイデンティティになってしまっていた。
 
 
この人に限らず、金額が桁が違うとはいえ、
 
悲しいかな、今の世の中は、そんな風に
なってしまっている。
 
お金のために、ケンカをしてしまったり、
争い事になってしまったり、
 
知り合いの保証人になって
お金が返ってこなくなったり、
 
「お金」「お金」「お金」で、
 
「お金を持っている人が偉い」
「お金を持っている人が凄い」
 
といった、「お金」で物事を
判断されてしまっている。
 
 
「お金」をたくさん持っている、
ということ自体は、凄いこと。
 
何故なら、
 
「何らかの価値を提供している」
 
ということだから。
 
でも、だからといって、
 
「お金」だけが全て、ではない。
 
 
ここまで色々と話して来たが、
何を言いたいのかというと、
 
ビジネスやお金儲けを、もっと
「楽しいものだ」と思ってほしい。
 
実利につながって、
みんながハッピーになる、
世界最強に楽しいゲーム、
 
として捉えて、
 
決して、「命を懸ける」という
ものではない、
 
ということ。
 
 
これから、自分でビジネスに
取り組んでいく中で、
 
お金を稼いでいけるようになると思うが、
 
そのときに、ビジネスやお金儲けが、
「人生の全て」とならないように
気をつけながら、
 
「ゲーム」として楽しみながら、
取り組んで行ってほしい。