億万長者のミラーニューロン

現在学んでいるビジネススクールで毎朝配信されている音声の自分用アウトプットです。

商品は壁

ビジネスをやっていく上で(いる中で)、
「商品」に固執している人が多い。
 
中でも相談が多いのが、
 
「良い商品ができたんですけど、
 売れないんです」
「どうすれば売れるようになりますか?」
 
というもの。
 
でも、「本当に良い商品」なら、
「売れてない」なんてことは
あり得ない。
 
「本当に良い商品」なら、
売れているはず。
 
というのも、前回のマインドセット
 
腹ペコの人間だけを狙え
 
であったように、
 
腹ペコの人がいたら、
商品は買ってもらえるから。
 
 
・集客だ
・広告だ
ブランディング
 
と言っている = 腹ペコの人を
見つけられていない、という時点で、
 
その商品は、「良い商品」ではない、
 
ということ。
 
 
感情ではなく数字で判断しろ
 
でも書いたように、
 
ビジネスの世界における「良いもの」は、
売上や販売数などの「数字が出たもの」。
 
つまり、
 
 × 「良い商品だけど売れない」
 ◯「売れたものが良い商品」
 
だということであり、そもそも、
「良い商品」の定義が間違っている。
 
 
「良い商品」というのは、
機能や性能の良し悪しではなく、
 
「お客さんが今すぐにお金を払ってでも
 手に入れたいと思って求めているもの」
 
そして、お客さんが本当に
「手に入れたい!」と思っているのは、
 
「商品」ではなく「結果」。
 
 
ダイエットで例えるなら、
 
お客さんが本当に欲しいのは、
 
サプリメントやダイエット方法
という「商品」ではなく、
痩せる(痩せた)という「結果」。
 
さらに言えば、
 
・痩せて、昔は着れたあの服を
 また着れるようになりたい
・痩せて、家族や恋人に褒められたい
・痩せて、結婚したい
 
という「結果」が欲しい。
 
ここからさらに深掘りすれば、
 
・結婚して、親を喜ばせたい
・結婚して、自己充足感を満たしたい
 
ということかもしれない。
 
 
こうやって考えると、
ダイエットサプリとか方法なんて
実は、どうでも良くて、
 
その先にある、
 
・結婚とか、
・褒められるとか
・安心感とか
 
そういったものを買っている。
 
ダイエットサプリの「結果」というのは、
「自信」「安心感」など、
 
ということになる。
 
そう考えると、
 
・ダイエットサプリを販売している
 同業他社
 
だけがライバルなのではなく、
 
・「安心感」を与えているサービスを
 提供している(生命)保険
 
・「自信をつける」ということでなら、
 自己啓発セミナー
 
・「結婚」について相談に乗ってくれる
 結婚相談所
 
なども、ライバルだということ。
 
 
こうやって、視野を広げてみると、
 
ダイエットサプリを販売しつつも、

・出会いサービスを付け加える
・自信を持てるような、自己啓発的な
 音声が毎日届く
 
ということを行えば、いわゆるライバル
(同業他社)に勝てる。
 
 
まとめると、
 
A(現状) → B → C(結果)
 
このAとCの間をつなぐBが、
「商品」であり、
 
お客さんは、C(結果)を
手に入れることができるのなら、
 
Bの「商品」は、実は、何でも良い、
 
ということ。
 
そして、これを意識することで、
 
・集客
・セールス
・コピーライティング
・文章
トーク
・付加するサービス
 
などが、変わってくる。
 
なので、
 
「お客さんは、商品の先にある、
 結果を求めている」
 
ということを意識して、
ビジネスに取り組んで行くように
することが大事。