億万長者のミラーニューロン

現在学んでいるビジネススクールで毎朝配信されている音声の自分用アウトプットです。

ツルハシを売れ

その昔、アメリカのサンフランシスコで
ゴールドラッシュが起きた。
 
アメリカ国内はもちろん、
一獲千金を夢見て、
世界中から多くの人が集まったのだが、
 
大半の人は、金を見るけることができず、
それどころか、多額の負債だけが残り、
「夢」で終わってしまった。
 
そんな中にあって、
大成功した人たちがいる。
 
もちろん、運良く金鉱脈を掘り当てて、
一獲千金を得ることができた人も、
いなかったわけではない。
 
でもそれは、
 
「たまたま」「運が良かった」だけ。
 
それよりも、「狙って」「確実に」
大儲けをして成功した人たちがいる。
 
それは誰なのか?
どういう人たちなのか?
 
それは・・・
 
 
ゴールドラッシュで一獲千金を
狙いに来た人に対して
商品やサービスを提供した人たち
 
だったということ。
 
例えば、
 
・ツルハシを売った人たち
・ヘビに噛まれないような丈夫な
 生地の作業服やジーンズを売った
 リーバイス
・採掘した金を換金して海外に
 送金するサービスを行った
 ウェルズ・ファーゴ(銀行)
 
といった人たち。
 
そして、ここから学べるのは、
 
「ブームそのものに乗る」のではなく
「ブームに群がっている人たちに
対して何かを売る」方が儲けられる、
 
ということ。
 
しかも、確実に。
 
 
最近の例で言えば、仮想通貨。
 
一夜にして価格が跳ね上がり、
「億り人」と言われる人が現れたことで、
 
自分もそれにあやかろうと、
そのブームに乗って、仮想通貨を
売ったり買ったりしていた人たちよりも、
 
その周辺にある困っていることや
悩みを見つけて、そこに対して
商品やサービスを提供する
ビジネスを行っている人たちの方が
 
稼いでいるし、今も稼ぎ続けている。
 
例えば、
 
仮想通貨で儲かった人が
悩んでいることの1つが、税金。
 
仮想通貨で儲かったお金は
雑所得になるため、半分くらい
税金として持って行かれることになる。
 
それを上手く節税する方法だったり、
節税のことを教えてくれる勉強会や
セミナーなんていうのは、
 
「ブーム周辺のビジネス」
 
ということになる。
 

なので、ビジネスを行うときには、
常に、
 
「ブームの周辺を狙う」
 
ことが大事。
 
ブームに乗って一獲千金を狙って
搾取されたり、大損するよりも、
 
ブームに群がっている人たちに対して
何かを売っていった方が儲かる、
 
ということ。
 
 
「今のブームや流行りは何なのか?」
 
を見極めつつ、その周辺にある、
 
・失われてしまったもの
・新しい欲求
・問題や悩み
 
などなど、
 
「そういったものを満たすものは何か?」
 
を考えていくと、ビジネスアイデア
どんどん生まれてくる。