億万長者のミラーニューロン

現在学んでいるビジネススクールで毎朝配信されている音声の自分用アウトプットです。

目を覚ませ

私たちは、普段、ある種の
眠りについた状態にある。
 
「眠りについている」
 
というのは、どういうことか
というと、
 
本当は、別に大事でもないことを
さも大事なものだと思わされた、
 
いわば、”洗脳”された状態にある
 
ということ。
 
当然のことながら、
”洗脳”状態にある人は、
 
「自分が”洗脳”されている」
 
ということに気づけないものだが、
 
何かのキッカケで、
 
「誰かが意図的に、自分(たち)を
 コントロールしようとしている」
 
ということに気づくことができると、
世の中の物事が、全く別のものに
見えてくる。
 
 
例えば、生命保険。
 
「生命保険に入っていれば安心」
「万が一、何かあっても大丈夫」
 
だと思って加入しているが、
 
 
生命保険会社が、

・どういうビジネスモデルなのか?
・どれだけ儲けているか?
・保険営業マンの年収がいくらか?
 
ということが分かると、
違う見方ができませんか?
 
という話。
 
・もの凄く大きくて立派なビルを建てたり
・年収1,000万円を超える営業マンが
 たくさんいたり
 
これは、銀行にも同じことが
言えるかもしれないが、
 
それだけ「儲けが出る」ということは、
何かがオカシイわけだ。
 
 
生命保険は、「安心感」を売っている。
 
行なっている仕組みを考えれば、
「安心」という宝くじを
売っているようなもの。
 
通常の宝くじであれば、
「運良く」当選すれば、
 
保険であれば、
「運悪く」そうなってしまったら、
 
お金が支払われますよ、
 
というだけの違い。
 
 
高額当選を夢見て、
「いつか当たるかもしれない」
と宝くじを買うのと、
 
不安を煽られて
「万が一のことが、いつかあるかもしれない」
と保険に入るのとでは、
 
本質的には、大した違いはない、
ということ。
 
 
宝くじの場合は、
 
「そんなの当たるわけがない」
「どうせ当たるわけがないんだから
 買うだけお金のムダ」
 
と思って買わない人もいるだろう。
 
保険についても、同じように
考えて良い、ということ。
 
 
いつ起こるか分からないことに
対して、毎月毎月、掛け捨てで
お金を支払うよりも、
 
その分を、
 
・自分が成長するための「学び」に
 自己投資したり、
・お金を増やすための資金として
 使ったり
 
など、保険金として支払われる以上に
リターンが得られるように、
 
どんな状況になったとしても
自分で稼げる力を身につけた方が、
保険よりもよっぽど安心。
 
さらに言えば、
 
保険に入らないことで、
 
「いざというときに困らないように」
 
と、普段から、健康に気を使って、
病気にならないように努力するようになる。
 
 
こういったことは、アメリカでは顕著。
 
アメリカは、「サプリメント大国」で、
日本で売られているものよりも、
はるかに良質ものサプリメント
たくさん売られているのだが、
 
それは、アメリカには、日本の
国民健康保険のようなものが
なかったから。
 
というのも、
 
日本は3割負担だが、
(昔はもっと安かったこともあり、
 3割負担でも高いと感じるが)
 
アメリカは、全額負担。
 
そのため、自分で自分の健康を
維持しないといけない。
 
それ故に、サプリメントが発達した、
 
という事情だからなのだが。
 
 
もちろん、ここで書いたことが
真実で全て正しい、というわけではないが、
良い悪い、正しい間違っているではなく、
 
「物事の見方・捉え方を変える」
 
ことで、世の中が違って見えてきますよ、
 
ということ。
 
 
世界的に有名な物理学者である
アルベルト・アインシュタインの言葉に、
 
「常識とは、18歳までに身につけた
 ”偏見”のコレクションである」
 
というものがある。
 
私たちが「常識」だと思っているものは、
実は、そう信じ込まされているだけの
”偏見”(偏った見方)であって
(”洗脳”されていているのであって)、
必ずしも真実ではないよ、
 
ということ。
 
 
そのためには、

「常識」や「当たり前」だと
されていることについて、
 
「本当にそうだろうか?」
 
と疑ってみることが大事。
 
そして、自分の頭で考えたり、
調べてみたりすることが大事。
 
 
日本を一歩出てみれば分かることだが、
 
日本での常識が、必ずしも
世界でも常識というわけではない。
 
 
ここで毎日お伝えしている
マインドセットは、
 
ある意味、世の中で「常識」
とされていることから
”洗脳”を解くために
 
これまでの学びや経験を経て
「正しい」と信じていることを
伝えている。
  
 
ビジネスの場面においても、
 
多くの人が「常識」だと
思っているものに対して、
 
「それは違うよ」
「こうだよ!」
 
というものを「イノベーション
と言っている。
 
 
なので、
 
18歳までに身につけた
「常識」という名の
”偏見”のコレクションを
脱ぎ捨てて行ってほしい。